戦国時代の武将に例えると 3氏(石破・岸田・菅)は?~産経新聞【産経抄】

 自民党の総裁選も佳境に入ったようで、TVのワイドショーでは石破茂・岸田文雄・菅義偉3氏を戦国武将に例えての話題を提供している。
 この三人、戦国武将に例えると・・・と聞かれて岸田氏も菅氏もはっきりと言わなかったが、石破茂は自ら明智光秀に例えて 信長を討った明智光秀を「歴史を変える役割を果たす人」「地元では大変に慕われている」と評価したのだ。自ら天下を取れないと思っているらしい。
 
 そりあたりを産経新聞の【産経抄】で述べている。

9月12日付産経新聞・「産経抄」で述べているので・・・

 
「永田町にヤクザの世界が戻ってきた」。ある自民党議員は、総裁選における義理と人情、カネとポストが複雑に絡み合う各派閥の勢力争いをこう表現した。天下取りという権力闘争の中で展開される人間ドラマは、確かに面白い。そういえば、安倍晋三首相も任侠(にんきょう)映画に詳しい。

 ▼総裁選は、戦国時代にも擬される。9日の総裁選公開討論会では、歴史上の人物の誰に似ているかとの質問が出た。「答えるのは難しい」といなした菅義偉(すが・よしひで)官房長官に対しては、主(あるじ)の織田信長が倒れると、あれよあれよという間に天下人となった豊臣秀吉だとの見方もある。

 ▼岸田文雄政調会長が自らが率いる宏池会の設立者、池田勇人元首相の名前を挙げたのは順当だろう。不意を突いたのが、石破茂元幹事長が主、信長を討った明智光秀を引き「歴史を変える役割を果たす人」「地元では大変に慕われている」と評価したことである。後ろから矢を放つとの自身の悪評を、逆手に取っている。

 ▼ただ、光秀は本能寺の変で一度は天下を取ったものの、わずか13日後には秀吉に敗れて「三日天下」と呼ばれた。短期政権では大きな仕事はできず、国際的影響力も持てない。次の総裁には、長期安定政権を築き存分に働いてもらいたい。

 ▼「なった瞬間から批判される」。安倍首相は以前、後継首相の宿命をこう語っていた。かつては、新政権発足から100日間はマスコミも野党も性急な批判を避ける「ハネムーン期間」があったが、今はそれも期待できまい。

 ▼朝日新聞の2、3日実施の世論調査では、71%もの人が安倍政権の実績を評価していた。あの激しい安倍たたきは何だったのか。光秀の襲撃を受けた際の信長のように、「是非に及ばず」というしかないのか。